🎉映画『藍反射』2026年3月6日(金)より劇場公開決定!

性別を問わず共感を呼ぶ“私たちの物語”が遂にベールを脱ぐ

映画『藍反射』(らんはんしゃ)は、第38回東京国際映画祭(TIFF)の「ウィメンズ・エンパワーメント 部門」公式出品作品として上映され、初日上映チケットが販売開始からわずか4時間で完売するなど、大きな注目を集めました。

映画祭での上映後、「性別問わずたくさんの人に見てほしい」「公開されたらまた見に行きたい」といった熱い感想が多数寄せられたことを受け、この度、正式に劇場公開が決定いたしました。

公開日は、女性の権利向上や社会参画を呼びかける国際的な記念日「国際女性デー」(3月8日)にあわせ、2026年3月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、3月13日(金)よりキネカ大森にてスタートします。

監督・脚本・編集は野本梢氏、企画・プロデュースは千種ゆり子氏、エグゼクティブプロデューサーは稲村久美子氏が務めました。

©︎2025 RANHANSHA

■ストーリー

突然の診断に、当たり前だったはずの未来が揺らぎ、自分でもよくわからないまま、友人や恋人との間に少しずつ溝ができていく。

25歳の深山はるか(道田里羽)は、仕事やボランティアに奔走しながら、恋人との結婚を夢見てアクティブに日々を過ごしていた。ある日、同窓会で再会した友人から不妊治療中であることを打ち明けられ、ショックを受けたはるかは、勧められるまま婦人科を受診し「女性なのに男性ホルモンが多い」と診断されるも、忙しさの中で対症療法的に片付けてしまう。しかし、不調を抱えながら迎えた大切な日、大量の出血に見舞われる。昔から持ち前の行動力で他者のために奔走してきたはるかだったが、自身の悩みは誰にも共有することができない……。そんな折、はるかは薬局で万引きを疑われている中学⽣・優佳⾥(滝澤エリカ)と出会う。彼氏に依存し、家族や友人と距離を置く優佳里。はるかは、そんな優佳里や周囲の人々を通して、今までの自分を見つめ返しながら、未婚のままひとり静かに疾患と向き合っていく。

■キャスト

道田里羽(みちだ・りう)/深山はるか役

俳優・書家。神奈川県横浜市出身。初主演映画、井樫彩監督『溶ける』(2016)が第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオンに正式出品。本作のほか、主演長編映画が2026年公開予定。書歴21年。全日本書芸文化院 漢字部 師範。映画や舞台の題字書き・ロゴデザイン・パフォーマンス・講師等、幅広く活動している。

©︎2025 RANHANSHA

滝澤エリカ(たきざわ・えりか)/牧優佳里役

2005年9月4日生まれ。東京都出身。映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020/瀬田なつき監督)ではカエデ役として女優デビュー。ドラマ、映画、CMやミュージックビデオなどの注目作品に数多く出演。『Bloody Love 歌劇 ババンババンバンバンパイア』(2025/9)、『ストリッパー物語』(2025/11)と2作連続での舞台にメインキャストとして出演。

©︎2025 RANHANSHA

◆映画公式サイトはこちら

本作品は東京国際映画祭時に、REAL DOCSでも取り上げさせていただきました。

■企画の原点と普遍的なテーマ

観客の心を掴んだ本作の原点は、企画・プロデュースを務める気象キャスター、千種ゆり子氏の実体験にあります。千種氏は2022年に、26歳の時に難治性の不妊症である早発閉経と診断されたことを公表しています。

しかし、本作で描かれるのは千種氏の個人的な経験そのものではなく、「柔らかい社会派」として認知されづらい悩みや社会課題に寄り添った作品を描き続けてきた野本梢監督、およびエグゼクティブプロデューサーの稲村久美子氏と共に、より普遍的な物語へと再構築されました。

本作では、生理不順や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といった、多くの女性が悩む身近なテーマが描かれています。

観客が自分自身や身近な人との関係としてとらえやすい作品となっており、なぜこれほど支持されたのか、その理由がテーマ設定にあります。

■著名人からの熱い応援コメント

公開決定に際し、著名人からの応援コメントが到着しています。

お笑い芸人のバービーさんは、この映画の「優しくて残酷なリアルさ」を指摘しています。「婦人科系の疾患から“産めないかもしれない未来”を告げられた瞬間、世界の色が変わってしまう」感覚や、「女性としての機能に“不全”を突きつけられたとき、自分の価値までゆらぐようなあの感覚」といった、言葉にできない当事者の痛み、名付けられない戸惑いや孤独、胸の奥のざわつきまでを、この映画がそっとすくい上げてくれるとコメントしています。

タレントの山崎怜奈さんは、本作を「誰にも言えずに抱える身体や心の不安、そのひとつひとつにそっと寄り添いながら、誰もが決して他人事とは思えない温度感で繊細に描こうとしている」作品だと評しました。また、「自分自身や大切な人の身体を大切にするとはどういうことか、向き合うきっかけになってほしい」と述べています。

スポーツキャスターの陣内貴美子さんも、ご自身の不妊治療の経験から、登場人物の葛藤や戸惑いに深く共感し、「自分の心と体に向き合う時間の大切さや誰かを思いやるきっかけを静かに教えてくれる作品」だと語っています。

3月8日の国際女性デー周辺には、著名人や婦人科医の登壇イベントなども予定されており、映画を通して自分の身体や気持ちと向き合う機会を提供し、社会的なムーヴメントへと繋げていくことが目指されています。

この映画は、まるで普段見慣れている鏡(日常)に光を当てたとき、初めて気づく色の変化(身体や心の異変)を描き出すかのようです。

その反射は、時に残酷で、時に優しく、私たち自身の内側に深く響く普遍的な問いを投げかけます。


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