🎉ついに公開!映画『兄を持ち運べるサイズに』初日舞台挨拶~村井理子さんからのメッセージも!

『兄を持ち運べるサイズに』 初日舞台挨拶イベント

■日 時 :11 月 28 日(金) 舞台挨拶 17:27~17:57 (上映後舞台挨拶)
■場 所 :TOHO シネマズ日比谷 (東京都千代田区有楽町 1 丁目 1-3 東京宝塚ビル地下)
■登壇者:柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大、中野量太監督

【作品概要】
◎タイトル:『兄を持ち運べるサイズに』
◎原作:「兄の終い」村井理子(CE メディアハウス刊)
◎脚本・監督:中野量太
◎キャスト:柴咲コウ オダギリジョー 満島ひかり 青山姫乃 味元耀大
◎制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
◎公開表記: 全国公開中
◎製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
◎配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

【今までの紹介記事】

中野量太監督の5年ぶりの新作である映画『兄を持ち運べるサイズに

◆東京国際映画祭におけるレッドカーペットの様子 舞台挨拶 新規場面写真もご覧ください。

◆劇場公開前舞台挨拶の様子はこちらです。

◆大阪での舞台挨拶はこちらです。

◆コメントを集めた特別映像はこちらです。

◆レビューはこちらです。

◆本編映像解禁の記事はこちらです。

柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかりら豪華キャストと中野量太監督が登壇 原作者・村井理子氏からのサプライズ手紙に感動の涙!

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会


国内外で高い評価を受け、多くの映画賞を席巻した『湯を沸かすほどの熱い愛』や、フランスでも大ヒットを記録した『浅田家!』などで知られる中野量太監督 の待望の最新作、映画『兄を持ち運べるサイズに』が、ついに11月28日(金)に全国公開を迎えました。


本作は、作家・村井理子氏が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」(CEメディアハウス刊)を原作としており、中野監督が脚本・監督を務めました。

物語の主軸となるのは、何年も絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる、家族のてんこまいな4日間です。

兄の死の知らせを受け、東北へと向かった主人公・理子は、警察署で7年ぶりに兄の元妻・加奈子とその娘・満里奈と再会します。迷惑をかけられ続けた兄の後始末を進める中で、彼らが住んでいたゴミ屋敷と化したアパートで家族写真を見つけ、もう一度家族を想い直す4日間の物語が始まります。

主演を務めるのは、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公・理子役の柴咲コウさんです。共演には、家族を振り回す原因となる、映画史上稀にみるダメな兄ちゃんを演じるオダギリジョーさん、ある理由で兄と離婚した元妻・加奈子役の満島ひかりさん、兄と加奈子の娘・満里奈役の青山姫乃さん、最後まで兄と暮らした息子・良一役の味元耀大さん、といった実力派キャストが名を連ねます。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

満員御礼の会場で、主演の柴咲さんは「約3か月前からみんなでこの映画を盛り上げていこうと舞台挨拶などいろいろ宣伝をさせていただきました。それが本日で終わりだと思うと寂しいけれど、皆さんに届けて広がって、映画になるんだなと感慨深い気持ちです」と、念願の全国公開に喜びの笑顔を見せました。公開後の反響について尋ねられると、柴咲さんは「あまり自分が出ている作品ではしないんですけど、私自身が数少ない友達に勧めたい映画で、この映画は一回は観て欲しいと思う作品です」と、作品への強い自信を語りました。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

ダメ兄役のオダギリさんは、「本当にいい映画になったと思うし、普遍的で共感していただけるメッセージ性の強い映画が出来たと思います」と胸を張りました。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

兄の元妻・加奈子役の満島さんは、憧れの先輩である柴咲さん、オダギリさんとの共演に「本作を通して素直なまま映画に向き合っている先輩の姿を見て、私自身もう一度後輩に返れた気がして新たな映画体験をしたような気持ちでした」と新鮮な感想を述べました。


満里奈役の青山さんから「共演者との距離感の縮め方の秘訣」を問われた満島さんは、「わあ!難しい質問!」と驚きつつ、「人と関わる時に自分をなくして、相手の気持ちを考えて話をすることが多い」と自身の考えを共有しました。また、満島さんは青山さんへの愛情を表現し、「私の中の満里奈ちゃんは姫乃ちゃんしかいないから、(撮影が終わって)いなくなっちゃってぽっかり心に穴が開いています」と“青山ロス”を嘆き、役柄を超えた絆を示しました。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

一方、息子・良一役の味元さんは、父親役のオダギリさんについて「オーラというか独特な何かが…」とコメント。オダギリさんは「これはイジられていますか?」とツッコミを入れつつも、味元さんから「尊敬する人」を尋ねられると、「自分の出来ない事を出来ている人、自分と真逆な人は尊敬してしまいます。でも相手がどんな人でも尊敬した方がいいと思って」と回答しました。さらに、「親って凄いなと思うんです。だってお父さんお母さんは何があっても味方でいてくれるでしょう?そういうのって凄い尊敬します。ここにいる人を全員尊敬した方がいい」と、深みのある「オダギリ節」でアドバイスを送りました。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

中野監督と柴咲さんの間では、ユニークなやり取りも披露されました。中野監督が柴咲さんに「映画監督としての僕に足りないと思う事は?」と質問すると、柴咲さんは「お芝居がOKの時は良いリアクションをしてくれて嬉しいけれど、いまいちだった時に首を傾けながらやって来る時があって。そのオーラがズーンと来るからそれは嫌でした」と正直にぶっちゃけ、会場の笑いを誘いました。落ち込む監督に対し、柴咲さんは「ほんの一瞬のちょっとした反応が…それだけです!」と、すかさずフォローを入れました。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会


また、映画のタイトルにちなみ、「常に持ち運んでいる、自分にとって欠かさせないもの」を発表するコーナーでは、柴咲さんが「推しグッズとぬいぐるみ」と意外な私生活を告白。「飼いネコに似たぬいぐるみを持ち歩いています。推し活、ぬい活です」と明かしました。

オダギリさんは「虫刺されのかゆみ止め」、満島さんは公衆電話好きから「テレフォンカードと梅干味の何か」、青山さんは「ヘッドフォン」 を挙げ、味元さんは「ハンカチとティッシュと紙とペンと糖分」と可愛らしい返答で会場を和ませました。


イベントのハイライトは、原作者である村井理子氏よりサプライズで寄せられた手紙がMCにより代読された場面でした。

村井氏は、6年前の辛かった兄の部屋の片付けが今日の公開に繋がったことへの不思議な気持ちを綴り、「『兄を持ち運べるサイズに』の登場人物になれたことで、苦労が多かった兄の人生に、大きなマルがついたとも思っています」と、映画化への深い感謝を伝えました。


この温かいメッセージに対し、柴咲さんは「グッときます。原作者であり兄ちゃんを持っていらしたご家族なわけなので、それを体現した我々を認めていただけて嬉しい思いがあります」としみじみと語りました。オダギリさんは「手紙の内容を聞きながら、舞台上で泣いたらどうしようと思って、ギリギリ泣かずに済んで良かったなと思っています」と照れ隠しのジョークで感動を表現。

中野監督は、「こういうことこそ僕らが映画を撮っている意味なのだと思う。原作者の方にここまで喜んでもらえているという事は、観ているお客さんにも伝わる映画になったという事だと思う。最大の喜びであります」と、喜びを噛みしめました。


最後に、中野監督は「僕は手応えもあったし、作品自体にも自信があります。後は観客の皆さんが一緒になって応援して盛り上げていただく事がこの映画にとっての最高の喜び」と大ヒットを祈願しました。

主演の柴咲さんは、「私も本作の撮影を通じて自分自身の事、自分の家族の事をきちんと考えるきっかけを頂きました」と述べた上で、「この映画が家族について考えるきっかけになって豊かな気持ちになってもらえたら嬉しいです」と、観客へメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくりました。
『兄を持ち運べるサイズに』は全国の劇場で公開中です!