🆕絶賛上映中「雨花蓮歌」~わたしは、わたしを、生きていく

【あらすじ】

大学生のハルミは学生生活を何気なく送りながらも、友人のさりげない言葉や、家族関係に悩まされていた。ハルミの姉レイコは、結婚を考えている。しかし、在日二世の母や周囲はその恋人に反対する。次第に彼女たちは周りと小さな衝突を繰り返すようになる。それは、相手を愛するが故に起こることだった。 愛することは、ときにむずかしい。けれど、誰にだって、幸せになる権利はある。 これは、かけがえのない“わたし”と、大切な“あなた”とともにあゆむ物語。

◇ SKIP シティ国際 D シネマ映画祭 2024 国内コンペティション長編部門観客賞
◇ 第 28 回うえだ城下町映画祭 自主制作映画コンテスト 審査員賞(古厩智之賞)
◇ NIPPON CONNECTION2025 OFFICIAL SELECTION(Feature Length)

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◆映画公式サイトはこちら

【作品概要】

キャストCAST

山﨑悠稀、齊藤由衣、大藤喜美子、川合智、林光哲、目黒天音、竹内しのぶ

スタッフSTAFF

監督:朴正一  脚本:高橋優作、朴正一  

撮影:高橋優作  MA:落合諒磨  音楽:Hitomi*(Jasmin Records)  

録音:岩瀬航  助監督:日向寺一  

配給・宣伝:ミカタ・エンタテインメント

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【食卓を囲むシーンが多い】

本編はまず、家族で食卓を囲むシーンから始まる。

観ていてホッとする。誰も取り残されていない。

「家族」みんながひとつの会話を楽しみながら、美味しく食べる。

私たちは仕事や学校で生活リズムが異なり始めると、家族で食卓を囲むことが減っていく。

この食卓シーンは、「家族の在り方」の象徴として、作品理解を促す。

韓流ドラマでもそうだが、韓国人は家族で食事をすることをとても大切にしている。

その文化が分かりやすく描かれている導入だ。

【大学生のリアルな会話】

主人公である二人姉妹、妹のハルミは大学生。

ハルミとその周囲の会話がとても自然かつリアルで驚く。

それもそのはず、さまざまな国籍の若い世代を取材し、そこから見えたリアルを再現した脚本が、この作品の魅力のひとつだからだ。

演じる俳優たちは画面の向こう側というより、隣にいるような感覚だ。

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誰もが「いい子で優しい」

しかしその端々にほんの少しの隙間を感じるハルミの繊細さは、仲の良い友人さえ気付かない。

姉の玲子は33歳。年の離れた姉妹だ。

付き合っている彼氏と物件探しをしている最中。

わずかなところに価値観の相違が見え隠れし、彼氏にイライラする。

このわずかなところで、結婚を控えた女性の心理を良く捉えている。

姉も妹も、日常で際立った強い感情を抱くわけではないが、名状しがたい「モヤモヤ」を抱いているのが分かる。

作品がそれを伝えたのは「何気ない会話」このありふれた日常から、視聴者は想像力を駆使し姉妹の気持ちを探っていく。没入していくのだ。

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【在日二世の母は韓国語が話せない】

姉妹の母は女手一つで娘たちを育てた。

ありがちな「気の強さ」も「支配欲」もない。娘たちを尊重する。

それでも長女の結婚相手が日本人であることに違和感を覚え、亀裂が出来てしまう。

在日2世で韓国語が話せない。日本に溶け込んで生きている。

それでも娘の結婚となると、同じ国籍にこだわってしまうようだ。

それは理屈とは別の次元の感情面での、言葉にできない違和感だろう。

声を荒げることもなく、いつも娘たちに優しい母だが、結婚となると別問題であることを身を持って知っているのだ。

【同じ国籍、同じ境遇、同じ考えが大事】

母親とは正反対の女性が登場する。同じ在日韓国人で母の友人だ。

彼女は「同じ国籍、同じ境遇、同じ考えが大事」だと言う。

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姉妹たちの母が抱いている本音を言い当てる役割を果たしている。

しかし、同じ国籍であっても境遇も違えば考えも違うということを同時に伝えているのが本作品の一番の主張だろう。

国籍のことは些細なようでいて重要だ。

そして重要なようでいて実は些細なことだ。

この問題を乗り越えていくのは、これからの結婚生活。

そして妹のハルミも大学を卒業して、いろいろな葛藤を抱くだろう。

しかし、家族で食卓を囲み、美味しいものを食べれば乗り越えていけそうな気がする。

実はとてもシンプルなことではないだろうかと問いかける作品だ。

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絶賛上映中!

12月からは下記上映が始まります。

◆埼玉県 OttO movie theater 12/5(金)~

◆栃木県 宇都宮ヒカリ座 12/19(金)~


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